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むし歯予防

2016/11/22

キシリトールで悪いむし歯菌を善玉菌に

家族が子どもにミュータンス菌をうつさない方法として、これまでいろいろな方法がすすめられてきました。
同じ箸やスプーンを使わない、フーフーして冷ましたものを与えない、子どものお口にチューをしない、などです。

そうしたことを徹底すれば、確かにむし歯菌はうつりにくくなります。でも、ついやってしまいそうなことばかり。
あれもダメこれもダメでは、育児がつまらなくなってしまいますよね?

みゆき歯科医院では、子どもに菌をうつさない努力ではなく、うつっても心配のない善玉菌に変えることを目指しています。
簡単で効果的な方法としてはキシリトールの使用がオススメです。

食後にガムを噛めばミュータンス菌が弱る

キシリトールは白樺などに含まれる天然の甘味料です。
ミュータンス菌が糖と間違えてキシリトールを取り入れても、バイ菌が消化不良を起こすため、歯をとかすベトベトがつくれません。
そしてそのうちミュータンス菌自体も弱っていきます。
つまり、子どもにうつってもいい善玉菌に変えられるだけでなく、キシリトールを使っている家族のむし歯も防げるのです。

むし歯予防に使うキシリトールはガムか、なめてとかすタブレットです。1日最低5グラムを4回くらいに分けて3ヶ月噛み続けると、むし歯になりにくいお口に変わりはじめるといわれています。
ただし歯科専用の100パーセントキシリトールでないと効果は低く、お菓子として売られている商品は適当ではありません。

キシリトールは簡単で効果が高い

キシリトールを使ったむし歯予防は簡単なのが特徴です。
食事やお菓子に含まれる砂糖をすべてキシリトールに変える必要はありませんし、健康的な食生活をしていれば、砂糖の量も制限されません。
食後のキシリトールを生活習慣に加えることで、むし歯が予防できるのです。

キシリトールは効果が高い点でも注目されています。妊娠中にハイリスクだったお母さんのうち、出産3ヶ月目から2年目までキシリトールガムを毎日噛んだ人と、6ヶ月ごとに歯科医院でフッ素を塗った人を比べました。

子どもが5歳になったときのDMFT(治療が必要なむし歯、むし歯で抜かれた歯、治療済みのむし歯の合計)は、キシリトールのお母さんの子が、フッ素のお母さんの子より70パーセントも少なかった、というデータがあります。

むし歯は歯みがきだけでは防げません

むし歯菌にまったく感染せず生涯過ごす人はごくまれですが、むし歯菌がいてもむし歯にならないことは可能です。
むし歯の予防法といえば、甘いものや砂糖を控えて歯をよくみがくこと、と長い間いわれてきました。
しかし、歯みがきの回数とむし歯の本数にはっきりした関係がないことが最近わかってきました。

また砂糖を口にすることはむし歯と関係ありますが、問題は砂糖の量ではなく食べ方で、甘いものをダラダラと食べ続けるのがいけないのです。
むし歯予防に効果的なのは、むし歯菌のコントロールです。
子どものお口のミュータンス菌は、キシリトールなどで善玉菌に変えれば、むし歯を予防することができます。