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マタニティ歯科

2016/03/14

妊娠中のママが気をつけること

妊娠初期(0〜3ヶ月)

妊娠初期は、歯とお口のトラブルが増えやすい時期

妊娠により、女性ホルモンが増えることで口の中の状態は大きく変化します。口の中を正常に保つ唾液の分泌が低下してしまい、トラブルになりやすい時期です。妊娠中でも治療は受けられますが、初期はつわりがひどいため、トラブルにならない様に、十分に気をつけましょう。むし歯予防に効果的なフッ素配合ハミガキ剤がおすすめです。

 注意が必要なトラブル
1:歯周病になりやすい=妊娠性歯肉炎
2:口臭が発生しやすくなる
3:むし歯になりやすい
4:口内炎になりやすい
5:親知らずが腫れる 

 歯みがきのアドバイス
一日のうちで体調のよい時間に歯磨きを、リラックスして行いましょう。その際、ヘッドの小さいハブラシを使用します。歯磨きの時は、下の方を向いて前かがみの体勢になり、ハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。ハブラシは小刻みに動かしましょう。またハミガキ剤は、香料や味の強いものは避けるとよいでしょう。

妊娠中期(4〜7ヶ月)

妊娠中期(安定期)で気をつけたいこと

一度に「食べられる量」が減ってしまうため、空腹状態が多くなり、間食などの「食べる回数」が増えやすい時期。妊娠中は唾液の量が減り、自浄作用が弱まるため、食後の歯磨きによるケアが重要です。歯磨きの基本を再確認してリスクを減らしましょう。この時期は、体調も比較的安定しているため、歯科治療はこの時期が適しています。後期に入ってお腹が大きくなるとあお向け治療を受けるのが大変です。
何か悩みがある場合は、この時期に歯科医院に相談しに行きましょう。

歯みがきの基本

1ヶ所を20回以上、歯並びに合わせて歯ブラシを動かしましょう。次の3つのポイントに注意することが大切です。

ポイント1
 毛先を歯の面にあてる
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる
ポイント2
 軽い力で動かす
毛先が広がらない程度の軽い力(150〜200g)で動かす
ポイント3
 小刻みに動かす
5〜10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1〜2本ずつみがく 

妊娠後期(8〜10ヶ月)

赤ちゃんのむし歯はママの影響が大!
生まれたあとの準備や日々の仕事や家事で忙しくなり、つい歯みがきをおろそかにしてしまいがちな時期。ママの口が不健康だと赤ちゃんにも細菌をうつしてしまうリスクがあるため、出産準備とともに正しいオーラルケアも心がけましょう。 

赤ちゃんが生まれたあとも気を付けましょう!

生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)はいませんが、むし歯になる赤ちゃんもいます。パパやママが使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、噛み砕いたごはんをあげたり、またキスしたりすることによって、実は赤ちゃんにうつしてしまうからです。口うつしや間接キスなど、赤ちゃんとのスキンシップを取ることが多いパパやママは赤ちゃんのためにも、日々の歯みがきを気を付けなくてはいけません。 

妊娠中の食事にも気をつけましょう

赤ちゃんの歯の元となる歯胚(しはい)と呼ばれる組織は、妊娠初期から作られます。その歯胚が石灰化されて、固く丈夫になるのが妊娠4ヶ月目ごろです。永久歯の歯胚の一部も、この時期に作り始められます。カルシウムだけでなく野菜やくだもの、魚、肉、穀物などをバランスよく食べて必要な栄養素をしっかり摂るよう心がけたいですね。

 主な栄養素 
良質なタンパク質歯の基質を作るのに必要です。
カルシウム・リン歯の再石灰化のために必要な栄養素
ビタミンAエナメル質に必要な栄養素
ビタミンC象牙質に必要な栄養素
ビタミンDカルシウムの代謝や石灰化を調整する役割 

歯周病と早産の関連性を知ってますか?

歯周病の妊婦さんは歯周病でない妊婦さんに比べて約5倍も早産になりやすいです。歯周病は、歯を支えている歯ぐき(歯肉)や歯槽骨(しそうこつ)を破壊する炎症性の病気で、歯周病といろいろな病気との関連が明らかになってきています。
妊娠期には、女性ホルモンの増加により炎症に対する反応が増し、口の中での歯周病原因菌が繁殖しやすくなります。歯周病になると、体内の自分を守ろうとする細胞から、出産のサインになる物質が過剰に作られます。さらに、子宮収縮を促進させる物質も作られ、早産につながることがあります。
妊娠前からの歯周病の予防や治療は元気な赤ちゃんのためにも大切です。