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子ども・小児歯科

2016/12/06

歯の生え方と食べ物の関係

歯の生え方と食べ物の関係(1)乳児期・離乳期

乳児期は母乳やミルクを飲むことで「噛む」「飲み込む」などお口の機能の基礎をつくっています。
離乳食になると、食べ物の固さやひとくちの量が変わります。歯の生え方をよく見て、お口の状態にあった離乳食にしましょう。
いろいろな食べ物を見たり、ふれたり、香りをかいだりすることは五感を刺激します。
市販のベビーフードだけに頼らず、手作りの離乳食をよく噛んで味わわせることで、味覚を十分発達させることも大切です。

このころは栄養面だけでなく、きれいな歯並びを自然に手に入れるために非常に重要な時期でもあります。
みゆき歯科医院ではこうしたカウンセリングにも力を入れています。

歯の生え方と食べ物の関係(2)幼児期

乳歯の奥歯が生えて噛みあう1歳半ごろ、離乳が完了します。
奥歯ですりつぶすことができるようになる時期で、繊維質や弾力性のある食べ物も噛むことができます。
乳歯が生えそろう3歳ごろには、食べ物をしっかり噛んで上手に飲み込むようになります。
ひとくちの量をかじりとり、自然とよく噛む大きさ、固さ、歯ざわりの食事を工夫しましょう。

幼児期に早食い、丸のみなどの癖がつくと生涯影響するので、簡単に流し込める食事にならないよう気をつけます。
この時期は子どもに大きな変化が見られ、とまどうお母さんも少なくありません。
気になること、わからないことはぜひ歯医者さんにたずねてください。

野菜をおしゃぶりにしてみましょう

離乳期は味覚を少しずつ覚えていく時期です。子どもによくある野菜嫌いは、味覚を覚える時期に野菜の美味しさを知らされなかったからです。

このころから野菜の味に親しんでおけば、野菜が大好きな子どもになります。子どもは何でもお口に入れてかじろうとしますが、これは歯が育つのには大事なこと。おもちゃをかじりそうになったら、ニンジン、きゅうり、セロリなど、身近にある野菜をお口に入れてみてください。嫌がることはないはずです。
ただし、のどにつまらせないよう十分注意してくださいね。

具材の大きさを工夫して歯並びをよくする

子どものお口にそのまま入るよう、食べ物を何でも小さく切っていませんか?
前歯をしっかり使って食べることは、あごの成長を助けます。
前歯でいったん噛み切ってからお口に入れる食事はあごを発達させ、きれいな歯並びへと導きます。

たとえばカレーなら、お肉やじゃがいも、ニンジンも、1度噛み切らないとお口に入らない大きさにしてみましょう。
いつもプチトマトばかりでなく、ときには大きなトマトにかぶりつかせるのもいいものです。
子どもの歯やお口の成長、発達に合わせて、食べ物の形や大きさを変えてみてください。

固いものより噛む回数の多い食べ物を

固いものはあごにいいと信じられていますが、固いものを無理やり食べると、顎関節症の原因になることがあります。
とはいえやわらかいものばかりでは噛まずに飲み込む癖がつきがちです。

あごの周りの筋肉を発達させるには、固い食品より噛む回数が多くなる食材を選びます。
レンコンやゴボウなどの根菜を取り入れ、バラエティー豊かな食材を食べさせてあげましょう。
ご飯と焼き魚、野菜のおひたしといった和食は、あごの発育にいい献立の一例。大人にとって健康的な食事は、子どもの歯やあごにもいいのです。

よく噛んで食べるといいことがいっぱい

唾液にはとけた歯を修復する働きがあるので、よく噛んで唾液をしっかり出すと、むし歯になりにくくなります。

また唾液腺も鍛えられ、さらに唾液が出るようになります。唾液は飲み込むたびに舌やお口の筋肉が発達するので歯並びもよくなるんですよ。
唾液は消化液のひとつですから、よく噛むことで胃腸への負担も減らせます。噛むことはとてもいいことなのです。

でも、ただ「よく噛みなさい」と注意するだけでは子どもはやりません。パスタの具にイカを使う、ご飯を雑穀米にして食感を楽しませるなど、自然とよく噛んで食べるようにしてはどうでしょう。
子どもに伝えたいのは噛んで食べるとおいしいということ。よく噛むと味覚の豊かな、細かい味まで分かる子になりますよ。