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子どもの歯科治療で使う麻酔はどんなものがあるの?

2024/03/12

むし歯ができてしまったお子さんのおうちの方から「小児歯科の麻酔は安全なの?どんな麻酔を使うの?」という質問をよくされます。
今回は・・・
①麻酔の種類
②小児歯科で局所麻酔を使用するケース
③小児歯科で麻酔を使う2つのメリット
④実際に局所麻酔を使用した際に注意していただきたいこと

この3つについて詳しく説明していきたいと思います。

①麻酔の種類

●局所麻酔
局所麻酔とは、治療する歯だけの痛みを感じないようにするための方法です。 この方法では、注射が使われます。 このとき、歯ぐきに針を刺すため、痛みを感じるお子さんがほとんど。 少しでも負担を減らすため、局所麻酔薬の含まれたゼリー(表面麻酔)を先に塗り、注射の痛みを軽減させます。

●全身麻酔
全身麻酔は、麻酔薬が効いている間はお子さんの意識がなくなります。呼吸も止まるので、鼻からチューブを入れて人工的に酸素を肺へ送り呼吸させます。 障がいがあったり、緊急治療が必要なのにどうしても暴れてしまったりするお子さんには、全身麻酔をすすめる場合もあります。

②小児歯科で局所麻酔を使用するケース

●むし歯などの歯の治療をするとき
むし歯など歯の治療をする時に麻酔を使います。むし歯が進行してしまった場合、痛みを伴う治療が多くなるので、痛みを緩和するために、麻酔を使用します。
●乳歯を抜くとき
乳歯が抜けないうちに後ろから永久歯がはえてきてしまった場合は、永久歯がむし歯になってしまう恐れがあるので抜歯します。歯を抜くときは痛みが伴うため、麻酔を使用します。

③小児歯科で麻酔を使う2つのメリット

●痛みを緩和する
麻酔を使用すると治療の痛みを緩和できます。 抜歯や神経の治療などをおこなうときは、痛みが伴うものです。 できるだけお子さんの苦痛を和らげるよう、歯科医院では麻酔を利用します。


●精神的・身体的負担を和らげる
麻酔を使用すると痛みを和らげる効果が見込まれます。そのため、お子さんの治療への恐怖を緩和する効果もあります。 麻酔をするのにも痛みを伴いますが、効いている間は負担を和らげて治療をおこなえます。 治療の痛みが強いことが想定される場合は、麻酔を使うほうが精神的・身体的に負担を和らげられます。

もし、お子様に麻酔を使用した際に、気を付けていただきたいことが3点あります。

食事は麻酔の効果が切れてからとる
熱いものは飲まない
必要以上に口元も触らせない
局所麻酔の効果は、通常1~2時間と言われています。
歯科医院で治療を受け終わっても麻酔が効いているため、帰宅後もしっかりと気を付けていただきたいものばかりです。
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

【注意したいこと①】食事は麻酔の効果が切れてからとる

食事は麻酔の効果が切れてからとるよう、気を付けましょう。
局所麻酔が効いていると、お子様のお口の感覚はほとんどありません。
そんなときに食事をすると、知らないうちに頬の内側や舌、くちびるを噛んでしまう可能性があります。お口の治療をしてからごはんやおやつを食べる場合は、2時間以上空けるようにしてください。

【注意したいこと②】熱いものは飲まない
麻酔の効果が残ってると、感覚だけでなく、温度・痛みを感じにくくなります。
そのため、熱い飲み物や食事を取ると、知らないうちに火傷する可能性も。どうしても治療後に飲み物をとりたい場合は、常温のものを選ぶようにしましょう。

【注意したいこと③】必要以上に口元も触らせない
麻酔が効いていると感覚がなくなるというお話をさせていただきました。そのため、もしお子様が口元を必要以上に触ってしまうと、知らないうちに引っ掻いて傷ができる可能性があります。

④実際に局所麻酔を使用した際に注意していただきたいこと

●食事は麻酔の効果が切れてからとる
食事は麻酔の効果が切れてからとるよう、気を付けましょう。局所麻酔が効いていると、お子さんのお口の感覚はほとんどありません。そんなときに食事をすると、知らないうちに頬の内側や舌、くちびるを噛んでしまう可能性があります。お口の治療をしてからごはんやおやつを食べる場合は、2時間以上空けるようにしてください。

●熱いものは飲まない
麻酔の効果が残ってると、感覚だけでなく、温度・痛みを感じにくくなります。そのため、熱い飲み物や食事を取ると、知らないうちに火傷する可能性も。どうしても治療後に飲み物をとりたい場合は、常温のものを選ぶようにしましょう。

●必要以上に口元も触らせない
麻酔が効いていると感覚がなくなるため、必要以上に口もとを触ってしまうと、知らないうちに引っ掻いて傷ができる可能性があります。麻酔が効いていると気になってしまい、ついつい触ってしまいたくなるので、効果が切れるまでは、お子さんを注意して見ていてあげてください。

小児歯科での麻酔の種類や方法を詳しくご紹介しました。麻酔は痛みを和らげる効果が期待できますが、やはり注意しておきたいポイントもあります。局所麻酔や全身麻酔について詳しくお話しを聞きたい方はお電話やオンライン予約からお気軽にご連絡ください。そのほか、お子様の歯のお悩みは、ぜひ当院の小児歯科へご相談ください。

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