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こんなお薬を飲まれている方、歯科治療に要注意です!!

2023/09/12

自分が服用しているお薬についてどんな効果があるお薬なのか?どんな副作用があるのか?知っている、知らないとでは大きな違いがあります。実はこんなお薬も、歯科治療に影響を与えてしまいます。

骨粗鬆症の治療薬を服用の方

骨粗鬆症の治療薬のBP製剤は、骨密度の低下を防ぐ重要なお薬ですが、抜歯などの傷をきっかけにあごの骨が壊死するという重大な副作用があることが報告されています。服用していることを知らずに抜歯してしまうことがあってはいけないので、BP製剤を服用している方は必ず治療前に申告していただき、どのくらいの期間服用しているか教えてください。お薬手帳があれば持参してください。お口の中には多くの細菌がおり、歯周病などの感染が起きていると、骨にも感染が起きやすくなって、骨壊死のリスクが高くなってしまいます。BP製剤を服用している方は、普段からお口の中を清潔にするように心がけ、抜歯などの大きな治療が必要にならないように、歯科医院で定期検診を受けましょう。

おもなBP製剤

  • ベネット
  • ボナロン
  • ボノテオ
  • リカルボン
  • アクトネル
  • ダイドロネル
  • フォサマック

ステロイドをお使いの方

ステロイドは、ぜんそくやリウマチ、アレルギーなどのつらい症状を抑える重要なお薬ですが、長期間使用すると免疫機能が低下するという副作用があります。そこで長期にわたり使用されている方には、歯周病の治療や根っこの治療、抜歯などをする際、感染を予防するための抗生物質を事前投与する場合があります。処方された場合は必ず指示通りお飲みください。歯科治療を受けるからといって、ステロイドの服用を自己判断で止めたりすると危険ですので休薬はしないでください。

抗がん剤治療、放射線治療を受けている方

抗がん剤や放射線治療は体の免疫機能を強力に抑え込む治療です。そのため細菌感染を起こしやすいです。抗がん剤や放射線治療で治療中の方の歯科治療はむずかしく、一般歯科ではなく、専門の医院か大学病院の歯科口腔外科で受けていただくことが多いです。そのため、抗がん剤治療や放射線治療に入る前に、歯科医院でしっかりと治療を受けてから開始することが推奨されています。

ぜんそくの方

アスピリンぜんそくの方は、歯科治療で処方する痛み止めのお薬で発作が起きることがあるので服用している方は必ず申告してください。

胃の悪い方

胃の弱い方、胃の悪い方は、歯科で処方される痛み止めや抗生物質がきっかけで胃を痛めることがあります。胃薬を処方しますので、相談をしてください。

歯科で治療する際は毎回お薬手帳を忘れずにお持ちください。

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