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子どもの虫歯治療・小児歯科

2017/01/10

歯並びとむし歯の関係

1.乳歯を大事にすれば、いい永久歯が育つ

「乳歯はどうせ抜けるから、むし歯になっても気にしない」と思ったら大間違いです。
乳歯は健康な永久歯へ導く大切なカギです。

乳歯にむし歯が見つかったとき、歯科医はできるだけのことをしようとしますが、子どもが治療を嫌がり、最低限の処置しかおこなえないことがあります。
むし歯をそのままにしておくと歯の根に膿ができて、永久歯の成長を妨げることがあります。
またむし歯が進行しその歯が早い時期に抜けてしまうと、永久歯が正しい場所に生えることができず、歯並びが悪くなってしまいます。
乳歯をむし歯にしないことは、本当に大事なのです。

2.乳歯と永久歯の歯並びには密接な関係がある

永久歯が乱ぐい歯になってしまった、というのは矯正を受ける理由のひとつですが、原因は乳歯のむし歯にあった可能性は否定できません。
乳歯の歯と歯のあいだがむし歯になって穴があくと、後ろの歯が前に寄っていきます。
そうすると本来より前の位置に永久歯が生え、混み合ってしまうのです。

もし乳歯にむし歯がなくても、アゴや舌、頬の筋肉の様子から歯科医は、アゴが十分発達しきれないまま永久歯が生えてきそうなことも判断できます。
定期検診を受けていると、起こりそうな問題を先回りして、健全な永久歯の歯並びに導いていけます。

3.悪い癖を見抜いて正しいかみ合わせに誘導する

生後8ヶ月、下の前歯が2本生えた子どもを前に「この子の歯並び、大丈夫でしょうか」と心配されるお母さんがいます。
乳歯2本だけではなんともいえませんが、そのころから歯科医に見せる気づかいは正しいのです。

横向きで寝たりというちょっとした習慣や、舌で歯を押す癖などが、歯並びに影響することもあります。
正しい授乳や離乳食も重要です。
歯並びを心配するあまり、アゴを発達させようと、大人と同じ食べ物を与えるお母さんがいますが、月齢に合わない離乳食で消化不良となり、口臭がする子もいます。
定期検診を受けていれば、生活全般についての指導もおこないます。

4.乳歯のときむし歯菌に感染させないのが重要

乳歯をむし歯にしないためには、むし歯菌に感染しないことが重要です。
しかし大半の子どもは、乳歯が顔をのぞかせる生後8ヶ月ごろから生えそろう31ヶ月ぐらいまでに、むし歯菌がお口にうつり定着するといわれています。

いずれ感染するとしても、時期が遅ければどうなるでしょう?
2歳のときすでにむし歯菌に感染していた子は4歳で平均5本のむし歯がありましたが、2歳まで感染していなかった子は4歳で0.3本しかむし歯はありませんでした。その差は約17倍です。

感染は遅いほどむし歯になりにくく、なっても軽症ですむことがわかっています。
乳歯が生えそろうまでむし歯菌に感染させないことは、育児にあたる家族の協力と定期検診で実現できます。