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お知らせ

Dr工藤’sコラム(10)

2020/03/09

Dr工藤’sコラム 第10回目の連載です!!
歯科麻酔認定医の工藤先生のセデーション(静脈内鎮静法)や全身麻酔での歯科治療について詳しく連載する予定です( ^ω^ )ぜひご覧になってください。 

今回は・・・
『セデーションと全身麻酔中の患者さんの体の状態』
についてご紹介します。 

セデーションと全身麻酔はよく3つの部分で違いがあるといわれています。
それは・・・
1 意識
2 反射
3 痛みへの反応
の3つです。今回は「意識」について詳しくご紹介します。 

【 意識 】

私がセデーションの説明をさせていただくときに「意識としてはうたた寝くらいです」とよくいいます。これはボーッとしてはいるけれど、意識はあり、呼びかければ反応できる状態ということです。
記憶がない=意識がないと思われている患者さんも多くいますが、この2つは別物です。
薬の作用で記憶がなくなっていても、処置中は話していたり、指示に従える状態に保たれています。
これに対して、全身麻酔は意識がまるっきりありません。夢をみることはあるといわれていますが、それも患者さんによりけりで、いつの間にか寝て、起きたら終わっていたというのが全身麻酔になります。
これは薬の量が段違いに多いためであり、セデーションの薬でも同じような状態にすることは可能です。
よくセデーションを希望する患者さんに「記憶は全く無いようにしてください」と言われることがあります。この要望にお答えするのは非常に難しいのが現状です。もちろん、なるべく不快な経験はしないように、細心の中でセデーションをかけています。しかし、セデーションで「全く記憶が無い状態」にするには、薬の量をかなり多くする必要がでます。

上で書いたように、セデーションの薬でも多く入れれば全身麻酔の状態にかなり近づくことができます。「じゃ、それでいいじゃん」と思う人もいるでしょう。
全身麻酔に近い状態というのは、歯科麻酔科医からすると恐怖でしかありません。全身麻酔では意識をなくすと同時に、呼吸も止まり、体を守るために働いている反射の仕組みも動かなくなってしまいます。セデーションでこの状態になってしまうと非常に危険です。ましてや歯科治療のように水を出す処置では、水がそのまま肺に入ってしまう可能性さえあります。こうなると肺炎になってしまう危険性まででてきます。こういう怖さを歯科麻酔科医は知っているために、セデーションをするときは「うたた寝」くらいのレベルを保っています。
逆にセデーションでいくら薬を入れても怖さが薄れない、オエッとしてしまうという人もいます。こういう患者さんの場合は、セデーションではなく全身麻酔をおすすめします。セデーションでむやみに薬の量を多くして、危ない状態を彷徨わせるよりは、しっかり全身状態を管理できる全身麻酔の方が安全だからです。

今回は「意識」について詳しくご紹介しました。次回は「反射」についてお話しする予定です。 


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