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Dr工藤’コラム(14)

2020/07/13

Dr工藤’sコラム 第14回目の連載です!!
歯科麻酔認定医の工藤先生のセデーション(静脈内鎮静法)や全身麻酔での歯科治療について詳しく連載します( ^ω^ )ぜひご覧になってください。 

今回は・・・
『セデーションはどんな人でも受けられるの?』
についてご紹介します。 

セデーションをするにあたって、注意しなければいけない持病に「睡眠時無呼吸症候群」や「COPD」があります。前回は睡眠時無呼吸症候群についてお話させていただきました。今回は「COPD」について詳しく説明していきたいと思います。

「COPD」は、タバコを吸う人に起こる病気です。肺が酸素を取り込んでくれなくなってしまう病気です。セデーションのとき、薬の影響で呼吸は浅くなります。リラックスすると呼吸はゆっくりになりますが、それが強制的に起こっているような状態です。呼吸が浅くなるということは、取り込む酸素の量が少なくなるということです。つまり「COPD」の人は、二樹の意味で酸素を取り込めなくなってしまうのです。
「COPD」には重症度分類があります。スパイロメーターという機械でおこなう検査で、簡単に知ることができます。会社の健康診断で受けた方も多いはず。鼻を大きなクリップでつまんで、口に円筒状のノズルをくわえます。 
その状態で検査技師さんや、看護師さんが「吸って〜、吐いて〜 、はい、大きく吸って〜!!」と声をかけます。始めの頃はなかなか上手にできないかもしれません。この検査がスパイロメーターです。

この検査で何がわかるの??

この検査で肺活量と一秒量、そのほか肺に関するいろいろな数値がわかります。簡単な検査なのに、すごいんです!!セデーションや全身麻酔をするときに、一番注目しているのは「一秒量(一秒率)」です。よく聞く肺活量。これは、肺がどれだけ膨らむかを表しています。この肺活量が低下している人は、肺が膨らまなくなっています。その原因は、いろいろ考えられているのですが、タバコが一番リスクとなるのではないかといわれています。

肺活量も重要ですが、肺のリスクをよく表しているのは「一秒量(一秒率)」です。一秒量の意味は、一秒の間にどれだけ息を吐けるか。この量が顕著に少なくなるのは、ぜんそくの患者さんです。ぜんそくの人は、気管支が狭くなっています。肺が膨らんでも出口の気管支が狭いせいで、一気に息を吐き出せなくなっているのです。一気に吐き出せないのが、そんなに大変なんでしょうか?
・・・大変なんです!!!
一気に吐き出せる人は、むせたときに、気管に入った異物を吐き出すことができます。しかし、その力がない人は、むせたら誤嚥する可能性が増えます。セデーションで酸素を取り込む量が減ります。そのうえ、歯科治療はお口の中で水を出します。

「COPD」の人がセデーションでリラックスするには、準備が必要になります。一番重要なのは、「禁煙」です。「COPD」の人なら耳にタコができるほど、言われていますよね?なんで禁煙がそんなに大切なのか。禁煙すると、何が変わるのか。ちょっとだけお話します。

禁煙すると身体の状態はどうなるの??

こんなにも短時間で、身体の反応は変わります。
重要なのは、回復ということです。完全に元に戻るわけではなく、低下している機能が少し良くなるだけなのです。

しかし、この少しが侮れません。経験上、禁煙した人としていない人では、術後喉の痛みや痰の出方が全然違います。セデーションは少しでも心肺機能が良い方が、術後も楽に過ごせるということです。この「ほんの少し」が重要なのが身体の不思議ですよね。歯科麻酔科医からみて、注意していることについてお話しました。今後も、なんんでこんなこと決められているの?という疑問について答えていこうと思います。
何か質問があったら、気軽に聞いてくださいね。 


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セデーションでの治療は大学病院では保険がききますが、個人医院では保険適用外になることが多いです。みゆき歯科医院は、個人医院で保険内で治療できる数少ない医院です。治療内容によって金額は異なります。1日のご予約は限られていますので、興味のある方はカウンセリングだけでも可能です。お電話、オンライン予約からご連絡ください。